事業計画・事業報告



2023年度活動計画
(案)

2023年曜日イベント・活動内容場所等主催※備考
3月4日アマモ場再生会議総会横浜市大+ZOOMアマモ場再生会議
3月12日竹芝干潟OpenDay港区竹芝タウンデザイン毎月第2日曜日
3月21日ベイサイドマリーナアマモ調査柴漁港出発海辺研
アマモ場再生会議
春分の日
船外機2(雨天の場合1)
4月9日竹芝干潟OpenDay港区竹芝タウンデザイン毎月第2日曜日
4月22日アマモ苗移植柴漁港-琵琶島アマモ場再生会議横浜港
12:11 5cm
4月23日三番瀬干潟観察会三番瀬浦安郷土博物館
浦安水辺の会
おせっ会連携
5-6月朝潮運河石倉カゴ調査(1回目)朝潮運河朝潮運河ルネサンス設置、1ヶ月後回収
5月7日チーム☆ガサ生き物観察せんなん里海公園チーム☆ガサ磯観察会
5/8~10平日海の公園ドローン調査海の公園海辺研
アマモ場再生会議
未定
5月14日竹芝干潟OpenDay港区竹芝タウンデザイン毎月第2日曜日
5月20日花枝採取海の公園セブンイレブン
アマモ場再生会議
5月21日花枝採取海の公園東京ガス
日本テレビ
5月21日三番瀬干潟観察会三番瀬浦安郷土博物館
浦安水辺の会
おせっ会連携
5月27日総会事務所海辺研14時からオンライン併用
5月30日地引網体験お台場海浜公園港区・幼保育園
6月3日花枝採取海の公園マルハニチロ
東京海上
6月3日花枝採取阪南市波有手海岸セブンイレブン
大阪湾研
6月3日三番瀬干潟観察会三番瀬浦安郷土博物館
浦安水辺の会
おせっ会連携
6月4日花枝採取海の公園三菱電機
6月4日三番瀬感謝祭浦安市浦安水辺の会干潟観察会実施
平日花枝採取金田漁港海辺研
アマモ場再生会議
平日花枝採取走水海辺研
アマモ場再生会議
花枝採取館山市館山海辺の鑑定団
6月11日竹芝干潟OpenDay港区竹芝タウンデザイン毎月第2日曜日
6月17日花枝採取塩釜松島湾アマモ場再生
7-9月江戸前勉強会2023オンライン海辺研・海洋大6回コース
7月9日竹芝干潟OpenDay港区竹芝タウンデザイン毎月第2日曜日
7月22日~23日土日日本沿岸域学会新潟大学JACZS大会参加
7月23日浦安マハゼ調査浦安市浦安水辺の会ハゼ調査連携
7月29日アマモ種子選別(第1回)柴漁港アマモ場再生会議暫定
7月29日海と陸とのつながりを味わおう阪南市「海と陸とのつながりを味わおう!」実行委員会生き物観察・海遊び
7月30日チーム☆ガサ生き物観察阪南市波有手海岸チーム☆ガサ生き物観察会
7月29日~
8月6日
お台場プラージュお台場海浜公園港区海水浴予報・地引網体験
8月第1週東京湾環境一斉調査東京湾全域再生推進会議・フォーラム他水質調査
8月5日浦安マハゼ調査浦安市浦安水辺の会ハゼ調査連携
8月11日浦安マハゼ調査浦安市浦安水辺の会ハゼ調査連携
8月13日竹芝干潟OpenDay港区竹芝タウンデザイン毎月第2日曜日
9月2日浦安マハゼ調査浦安市浦安水辺の会ハゼ調査連携
9月-10月朝潮運河石倉カゴ調査(2回目)朝潮運河朝潮運河ルネサンス設置、1ヶ月後回収
9月10日竹芝干潟OpenDay港区竹芝タウンデザイン毎月第2日曜日
9月18日海と陸とのつながりを味わおう阪南市「海と陸とのつながりを味わおう!」実行委員会稲刈り
アマモ種子選別(2回目)柴漁港アマモ場再生会議感謝祭前か10月下旬
10月8日竹芝干潟OpenDay港区竹芝タウンデザイン毎月第2日曜日
東京湾シンポジウム国総研
土日東京湾大感謝祭関東地方整備局
10月20日~22日金~日全国アマモサミット2023inふくおか福岡市実行委員会
10月20日~22日金~日海の自然再生高校生サミット福岡市海辺研・共存の森
11月4日アマモのタネまきセブンイレブン
11月11日アマモ苗床づくり柴漁港アマモ場再生会議暫定
おさかなフェスの実施確認
お魚フェスタ、学習会柴漁港アマモ場再生会議
横浜市漁協
漁協に確認
11月12日竹芝干潟OpenDay港区竹芝タウンデザイン
11月17日~19日金~日国際アマモ・ブルーカーボンWS虎ノ門実行委員会
11月26日海と陸とのつながりを味わおう阪南市「海と陸とのつながりを味わおう!」実行委員会海苔漉き枠作り
12月2日アマモ種まき阪南市箱作自然海岸セブン-イレブン大阪湾研
12月3日みんなでワカメを育てよう阪南市西鳥取漁港「みんなでワカメを育てよう」実行委員会ワカメ種糸付け
12月9日夢ワカメワークショップみなとみらい夢ワカメ実行委
12月9日お台場海苔育成お台場海浜公園お台場学園支柱建て・種網設置
12月23日夢ワカメ点検みなとみらい夢ワカメ実行委
12月10日竹芝干潟OpenDay港区竹芝タウンデザイン毎月第2日曜日
1月13日夢ワカメ点検みなとみらい夢ワカメ実行委
海苔育成授業お台場海浜公園お台場学園
アマモメッセンジャー関東地方整備局アマモ場再生会議金沢小学校などとの調整
2月10日夢ワカメ点検みなとみらい夢ワカメ実行委
1月13日お台場海苔育成お台場海浜公園お台場学園中間刈り取り
竹芝干潟OpenDay港区竹芝タウンデザイン毎月第2日曜日
1月27日お台場海浜公園お台場海浜公園お台場学園摘み取り
板海苔加工
2月11日竹芝干潟OpenDay港区竹芝タウンデザイン毎月第2日曜日
2月18日海と陸とのつながりを味わおう阪南市西鳥取漁港「海と陸とのつながりを味わおう!」実行委員会海苔漉き体験
2月25日夢ワカメ点検みなとみらい夢ワカメ実行委
2月25日みんなでワカメを育てよう阪南市西鳥取漁港「みんなでワカメを育てよう」実行委員会ワカメ収穫
3月10日海と陸とのつながりを味わおう阪南市西鳥取漁港「海と陸とのつながりを味わおう!」実行委員会収穫祭
3月10日竹芝干潟OpenDay港区竹芝タウンデザイン



令和4年度報告書(案)

平成4年4月1日 ~ 令和5年3月31日

法人の名称 特定非営利活動法人 海辺つくり研究会

1 事業の成果
 東京湾を中心とする全国の海辺において、東京湾グルーンベルト構想など、海辺の再生に関係する研究調査事業を積極的に行った。また、活動への参画者を募るとともに、活動内容を積極的に広報することにより、より良い海辺つくりに貢献することを本年度の基本方針とした。
 この方針を満足させるため、夢ワカメ・ワークショップの開催、神奈川県内および国内の沿岸においてアマモ場再生事業・干潟の再生事業、湾岸環境調査、ハゼ釣り調査を行うとともに、全国の源流、里地・里山、川、海の市民活動団体さらに漁業者とも連携を図り具体的な事業に繋げられるように努めた。特に、お台場においての干潟・アマモ場・海苔再生事業は、東京都の干潟造成事業などもあり、集中的に協力するようにした。造成干潟のモニタリング協力として従来の帷子川河口に加え、2020年に造成された竹芝干潟での調査を継続するとともに、地域の取組みとしての展開を模索した。また、館山市での全国アマモサミット、自然再生高校生サミット開催に協力した。自然体験活動を推進するとともに、東京湾の環境をよくするために行動する会の運営協力、広報活動、東京湾再生官民連携フォーラムの運営協力に努めることとした。また、ブルーカーボンなど市民および企業の環境に関する学習、啓発活動、次世代の育成にも積極的に取り組んでいき、関係する他の団体の活動を積極的に支援した。特に、アマモ場再生など自然再生の取組は、セブンーイレブン記念財団との協定継続、東京ガス、マルハニチロ、東京海上日動火災保険との連携もあり、積極的に実施した。

2 事業内容 

(1)特定非営利活動に係る事

① アマモ場再生に関する事業

ア アマモ場モニタリングおよび造成作業(木村)スタッフのみで実施

・内容海の公園、ベイサイドマリーナ脇の浅場、みなとみらい21、柴漁港、塩竈、青森、館山、備前、大阪、和歌山、三重、
鹿児島などにおいてアマモ場のモニタリングと移植、種子の採取と種まき、苗の育成、フォーラム、学習会などを
実施または協力した。
また、アマモ場再生に使用する種子を採取するためセブンーイレブン記念財団、マルハニチロ、東京ガスの
関係者とともに木更津金田のアマモ場で活動を実施した。
特にセブンーイレブン記念財団とは、アマモ場(藻場)・干潟再生に関する長期協定を結んだことにより、
他地域の支援も含めて、円滑に行うことができた。
・日時 1年間で延10日
・場所 海の公園、ベイサイドマリーナ、汽車道、みなとみらい、木更津、阪南 他
・従事者および対象者会員および協力者 延280人
・支出額3,650,000円

イ 海の公園アサリ調査(木村):予定どおり実施

・内容海の公園においてアマモ場再生に伴い増加したアサリの経月分布調査を実施した。
・日時 毎月1回、1年間で12日
・場所 海の公園
・従事者および対象者会員および協力者 36人
・支出額1,200,000円

② 都市型干潟の楽しい使い方研究事業(古川・増田)

・内容高島水際線公園にできた干潟のモニタリングを高島水際線公園愛護会のメンバーとして、一般参加者とともに行い、
都市型干潟を都市住民に安全に楽しく活用して頂く方策を検討した。
合わせて、横浜市による管理事業の検討に協力し、過剰なヨシ伐採、締め固まった干潟面の耕運の実施方針を
アドバイスした。
・日時 隔月1回および特別活動
(5/1(釣り試し), 7/7(ハマエビ杯),9/4(生き物観察),10/2(ハゼ釣り練習会), 11/6(ハマハゼ杯),1/8,3/5)
・場所 横浜市西区みなとみらい地区高島水際公園
・従事者および対象者会員および協力者 延127人
・支出額0円

③ 夢ワカメ・ワークショップ事業(木村):スタッフのみで実施(ワカメは配布)

・内容横浜港内においてワカメの育成をスタッフで行い、水質の改善や生物多様性の促進、ブルーカーボンへの貢献を行った。
ワカメを使った料理教室は中止した。これにより、回収したワカメの重量は356.6キロ、
総炭素量6.52キロ、総窒素量0.82キロ、総リン量0.25キロとなった。
今年は水温上昇による芽落ち、同じく水温上昇による他の海藻繁茂による生長疎外、魚による食害などがあり、
例年の半分以下の回収にとどまった。
今回特筆すべきは、協力いただいたスタッフ数が90名を越したことで、
年々増えていくスタッフ協力者には感謝している。
また、参加協力企業も、東京ガス、マルハニチロ、インターコンチネンタルホテル、神奈川大学(ベイホテル東急)と
増加してきた。(別刷報告書あり、未添付)
・日時 7月1日から翌2月28日
・場所 横浜市西区みなとみらい地区臨港パーク
・従事者および対象者会員および協力者 延644人
・支出額1,000,000円

④ 多摩川河口干潟生物観察会事業(増田・古川)

・内容多摩川河口干潟において一般参加者とともに生物観察調査を行い、経年的な干潟生物の変化の推移を見守る。
・日時 5月14日から翌5月15日
(新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、今年もスタッフによる調査を実施した。)
・場所 川崎市大師河原干潟館前面の多摩川河口干潟
・従事者および対象者会員および協力者 延39人
・支出額0円

⑤ 松島湾・館山のアマモ場再生支援事業(菅家・古川・岩井・木村)

・内容宮城県塩竃市において、三陸大津波で喪失したアマモ場の再生、現地実施者に協力しながら、
調査およびフォーラムの実施に協力した。
・日時 不定期1年間 延5日
・場所 宮城県塩竃市(松島湾)
・従事者および対象者会員および協力者 約200人
・支出額0円
・内容千葉県館山市において大型台風でのアマモ場喪失のアマモ場の再生のため、現地実施者に協力しながら、
調査およびフォーラムの実施に協力した。
・日時 不定期1年間 延3日
・場所 千葉県館山市
・従事者および対象者会員および協力者 延60人
・支出額50,000円

⑥ お台場干潟再生事業(森田):一部実施

・内容お台場海浜公園において水浴場開設に向けた水質調査と共同研究を実施し、港区立お台場学園児童を対象に
海苔づくりとアマモ場再生に関する体験学習を地元住民とともに行うことで
地元の海に親しみを持てるコミュニティーの育成を図る。
・日時 不定期1年間 延36日(水質調査18日、海苔づくり15日、体験学習3日)
・場所 東京都港区お台場海浜公園
・従事者および対象者会員および協力者 延約155人
水質調査:委託業務の調査員として約60人、海苔づくり:約90人、体験学習:5人
・支出額12,355,200円

⑦ 東京湾岸活用のための環境調査(継続)

・内容
・日時 
・場所 
・従事者および対象者会員および協力者  人
・支出額

 東京湾再生官民連携フォーラム、モニタリングPT、東京湾大感謝祭PT、東京湾シンポジウム開催協力事業(古川・木村)

・内容東京湾の環境再生をしている機関の連携するためのフォーラムなどの開催を支援し、
併せて多くの市民の東京湾の楽しさ、課題、環境再生の重要性を知らしめることに努めた。
・日時 10月15日~16日(大感謝祭)
・場所 横浜市大さん橋ホール
・従事者および対象者会員および協力者  12,000人
・支出額0円

 自然再生高校生サミット開催に関する事業(古川・木村・岩井・菅家)

・内容館山での全国アマモサミット開催に伴い、次世代の育成のために自然再生高校生サミット
を実開催・オンライン併用開催し、運営協力、講演とパネルディスカッションのコーディネートを実施した。
・日時 10月28日~30日
・場所 千葉県館山市
・従事者および対象者地元運営スタッフ 40人、一般参加者 300人
・支出額700,000円

⑩ 東京湾ハゼ釣り調査事業(古川)

・内容東京湾におけるマハゼの釣り調査を行い、東京湾再生のための方策を検討するための基礎データを収集した。
一般参加で東京湾全域からデータを収集するとともに、東京水産振興会が実施する朝潮運河周辺の集中観測、
浦安水辺の会が主催する親子釣り教室、高島水際線公園愛護会活動等に協力した。
なお、本活動は東京湾再生推進会議のモニタリング分科会主催の東京湾環境一斉調査の協力事業として実施し、
結果を報告している。
・日時 4月25日※1、6月20日※1、8月8日※3、8月21日※2、8月23日※4
10月1日※2、10月4日※5、11月1日※5、4月~12月※6
・場所 ※1:葛飾柴又新八水路自主生物調査団、※2:中央区朝潮運河集中調査、※3:浦安市境川親子ハゼ釣り調査、
※4:浦安市夏ボランティア、※5:横浜市帷子川ハマハゼ杯(再掲)、※6:市民調査
・従事者および対象者会員および調査参加者 100人、市民調査参加者 599人
・支出額0円

(2)特定非営利活動に係る、その他協力事業
①日本テレビ系列放送、ザ!鉄腕!DASH!!放送協力
②東京都遊漁船組合雑誌取材協力
③東京湾をよくするために行動する会運営協力
④水産庁水産の多面的機能発揮対策事業協同に関する検討会
⑤東京湾生き物の生息場つくりPT現地調査協力
⑥竹芝タウンデザイン 竹芝干潟活動協力
⑦東京海上日動ブルーカーボンCM制作協力
⑧東京湾再生官民連携フォーラム、東京湾モニタリングPT、東京湾大感謝祭PT運営協力
⑨国土交通省ブルーカーボン研究会協力
⑩和歌山市講演協力
⑪セブンイレブン記念財団海の森づくり地方協定アドバイス協力
⑫日刊スポーツyoutube掲載協力
⑬雑誌つり情報記事掲載協力
⑭日本テレビ放送網ブルーカーボン企画運用協力
⑮大日本水産会冊子原稿協力
⑯東京湾フェリー、東京湾クルーズガイド協力
⑰焼津水産高校講演協力
⑱ブルーカーボンに関する手法に関するアドバイス(東京海上、関西ペイント、商船三井、栗田工業)
⑲ガラス廃棄物の砂化に関する実験協力
⑳全漁連取材協力
㉑ペルソン講演協力
㉒大槌湾も場再生活動支援協力
㉓多摩川河口生物の生息場づくり検討会協力
㉔霧多布環境再生活動支援協力
㉕国土交通省東京湾再生座談会協力
㉖唐津yahoo動画撮影協力
㉗東京ガス社内研修講演協力
㉘東京海上日動社内研修講演協力
㉙ボートクラブ取材協力
㉚大丸有(丸の内企業グループ)のアマモ場体験活動学習協力