11月10日(日)~12月8日(日)の毎週末、横浜市海の公園で「東京湾UMIプロジェクト」に参加している企業のアマモ播種活動が実施されました。私たち海辺つくり研究会はサポート役を担わせて頂き、年内の活動も無事終了することが出来ました。(※東京海上日動火災保険さんの実施場所は臨港パークでした。)
各企業の活動の様子などは「東京湾UMIプロジェクト」のホームページや、日本テレビさんの様子は「日本列島ブルーカーボンプロジェクト」のページで確認することが出来ます。是非覗いてみてください。
今年の播種は、また方法を変え、新たに旭化成さんから提供を受けた「ベンリーゼ®」という生分解性不織布で出来たお茶パック状の物を使用して行いました。まずベンリーゼ®のお茶パックに種を入れ、その上から現地で採取した海の砂を入れ、最後にそれをダイバーさんに海底に埋めてもらう方法です。
子ども達にはベンリーゼ®のお茶パックに、アマモの種がちゃんと発芽しますようにっ!と思いを込めて絵を描いてもらいました。アマモンも「僕の仲間を増やしてね~」と、毎回応援に駆けつけてくれました。
ダイバーさんには海中で動画を撮影してもらい、参加者は海中作業の様子をモニターから見守りました。海水の透明度が高かったので上から少し様子を見ることも出来ました。
日本テレビさんの活動には桝太一さんと後呂有紗アナウンサーが参加されたり、マルハニチロさんの活動には横浜DeNAベイスターズの選手が参加されたり、また、日本テレビさんとマルハニチロさんの活動の際には、「スタイルブレッド」さんがフードロス削減の一環で焼き立てパンを提供して下さったり、プラスαの楽しみもあり、参加者の皆さんは最後まで楽しく活動できたようです。
桝さんがご挨拶で、今日はアマモの種播きをしましたが、未来への種を播いているという事ですねという内容のお話をされていました。未来への種、素敵ですね。これまでに人間が壊してしまった自然環境を元に戻すことは難しいことかもしれませんが、アマモ場再活動を通じて少しでも未来が明るくなる種を沢山播ける様、海辺つくり研究会は今後も頑張ります。