6/10(月)、木更津金田・中島港沖で今年最後のアマモの花枝採取を実施しました。今回は海辺つくり研究会メンバー、国土交通省関東地方整備局、東京都港湾局の方たちなどが参加しての活動でした。

アマモ場までの移動は、木更津金田地区でこの時期”すだて遊び”を営まれている「網元つぼや」さんにご協力頂き、つぼやさんの船に乗せて頂きました。
5月末からこの日の前日・前々日にかけて行った企業さんの活動では、花枝採取がほとんどできなかったため、今回、少人数ではありましたが、皆黙々と作業し、玉ねぎ袋45袋分を収穫出来ました。

収穫した花枝は横浜市まで持ち帰り、海の公園のすぐお隣、柴漁港内に種子選別イベントの時まで玉ねぎ袋に入れたまま吊るさせてもらいます。

木更津のアマモ場も昨年に比べ減少してしまったようですが、横浜市の海の公園ほど顕著な減少ではなく、まだまだ元気に頑張ってくれていました。こちらでも、コウイカとアオリイカの卵を発見!アマモ場はCo₂の削減に貢献しているだけでなく、生物多様性の保全にも役立っているのだということが良くわかります。Co₂削減も生物多様性の保全も海の中のことだけではないですが、アマモが大いに貢献している植物なのだということをより多くの皆さんに知って頂けると嬉しいです。