11月3日、4日、12日の3日間に渡り、横浜市「海の公園」で東京湾UMIプロジェクトに参加する企業5社が、それぞれアマモ播種活動を実施し、私たち海辺つくり研究会は運営のお手伝いをさせて頂きました。
ここ数年は紙粘土(環境に影響のない紙粘土)にアマモの種を付け、それを海に播くアマモの種まきを行っておりましたが、今年はアマモ播種シート(ヤシマットを利用)を作りそれを海に固定する方法でアマモの播種を実施しました。
シートで播種を行うことにより、ブルーカーボン創出の面積を分かり安く算出することができるため、この方法での実施となりました。
参加者は播種シートを作るところまでの作業を行い、海への設置は潜水士が行いました。
潜水士さんの作業中の時間を利用して参加者の皆さんには、水中ドローンで撮影した設置場所の様子(Live映像)をモニターで見て頂きました。また、その場で採取した海水中のプランクトンの顕微鏡画像をモニターで映し出し、プランクトンの説明なども行いました。
東京湾UMIプロジェクトに参加する企業の皆さんはアマモ場再生活動を1年通して実施しており、私たち海辺つくり研究会はその活動のサポートをさせて頂いております。今回の播種、初夏の種取り(花枝採取)、夏から秋にかけての種子選別、と実際に外へ出て体を動かす”体験”によって、皆さんの思い出の一つとしてアマモ場再生活動が心に残り、海への関心や環境への関心がより一層高まることを願います。